8月5日は蕨で小用先生から猿廻のセミナーを受けました。
前回は古式の一刀両段の手順で猿廻を行うために必須の新たな体の使い方を教わりましたが、これを教わっった後驚くほど内的な感覚が変わりました。
今回は前回の続きと復習をやりつつ、途中でSlack Railスラックレールの講習会がありました。
神楽坂稽古会では今年の年頭からスラックレールを使った球磨や掛け掌をやってきましたが、先月から刀禅本部でも取り入れられるようになり、今回の稽古ではスラックレールを開発されたジリリタの社長さんが参加され、刀禅の稽古を体験されると共にスラックレールの講習会をやってくださいました。
後半は再び猿廻の稽古に戻りました。刀禅独自の歩法である刻歩での猿廻をスラックレールの上でやったり、廻歩というまわり込みの歩法による猿廻、天狗抄の二人懸りから左右振り返りの猿廻をなど、様々な猿廻をやりました。
前回の稽古も含めると、理屈の上では前後左右360°猿廻を打てるということになります。
今回教わったことも可能な限り神楽坂の稽古に取り入れていきたいと思います。
